流行ってますね、切り抜き動画。
「公認もらったから大丈夫!」って思ってます?
それ、落とし穴だらけですけど…
今回は、そんなお話を。
動画に絡む著作権
まずは制作された(公開されている)動画の著作権について。
具体的には、この辺りに著作権が絡んできます。
- 撮影元データ
- 編集された動画
- 字幕
- イラスト・ロゴ
- 音源
- フォント
「え、下の4つって編集された動画に含まれるんじゃないの?」と思ったアナタ。
甘いですわ…この辺り、権利が複雑に絡んでくるんですよ。
それでは、上から順にネックとなる部分を書いていきますね。
撮影元データと編集された動画
アナタが自分で自分を撮っている場合なら、これはアナタのもの。
じゃあ、代金を支払ってカメラマンに撮ってもらった場合は?
ちゃんとした著作権譲渡の契約書を交わしていればアナタのものですが、そうでなければアナタとカメラマンの共同著作物になります。
はい、ここポイント。
「お金払ってんだから、雇用主のオレのもんだ!」と思っている方がほとんどだと思いますが、そうはならないのが法律の世界。
理由とか事例とかは、とてつもなく長くなるので省きます。
とりあえずここでは「そういうモンだ」と思って読み進めてください。
つまり誰かに撮ってもらった映像をアナタが編集しても、その出来上がった動画の著作権の一部はカメラマンと共同になる。
つまり、たとえアナタがOKしても、カメラマンの許可がなければ勝手に目的外で使えないということになります。
また、アナタが依頼してカメラマンに撮ってもらった動画を、別の制作会社に依頼して(代金を支払って)編集してもらった場合は、アナタ、カメラマン、制作会社の3者の共同著作物となります。
字幕をライターに書いてもらっていたらライターも。イラストが別の人ならイラストレーターも。
はい、だんだん権利が複雑になってきましたね。
つまりは…
使用権を持つYouTubeチャンネル管理者だけに許可を取っても、第三者が制作に絡んでいる場合は、そちらから使用を差し止められる場合がある
ということになります。
まぁ、余程のことがない限りはカメラマンや制作者が差し止め請求をすることはありませんので、チャンネル管理者の許可があれば大丈夫…と思います?
この先に大きな落とし穴が待ってます!
あっ、無許可の切り抜きはとうぜん著作権法に触れますので、さっさと訴えられてください。
民法だけでなく刑法にも罰則規定がありますので、覚悟を決めてやるようにしてくださいね!

やっちゃダメだろ…

どーせ注意してもやるんだから、訴えられて痛い目みりゃいいんだよ(笑)
違反するとどうなるか、弁護士の方が書いてるちゃんとした記事もたくさんありますので、気になる方はご自分で検索してみてください。
チャンネル管理者も一緒にお縄?
この先は個人的な見解です。
たぶん、まだ判例でてないと思うので、「勝手なこと言ってんじゃねーよ!」と言われても「スンマセン」としか言いようがありません。
「判例でてないんだから、やったっていーじゃん!」と思う方は、どうぞご勝手に。
パクられても私の知ったこっちゃありません(笑)
ここで特に問題になるのは『チャンネル管理者が著作権を理解しないで使用許可を与えていた場合』です。
「えっ、そんなことあるの?」
悲しいかな…YouTuberの9割は理解していないと思った方がいいですね。
制作会社も個人単位のところだと理解してない人が多いんじゃないかな?
まぁ、別にいいんですよ。余所は余所、ウチはウチ。
でも「知らなかった」では許されないのが法律の世界だってことだけは忘れないでくださいね。
で、特に危険なのが以下の2つ。
- 音源
- フォント
これ、だいたいは動画制作者が権利者から使用権を借り受けて作ってます。
ここまででピーンときた方は、この先を読む必要はありません。
お疲れっしたー!
では、ピーンとこなかった方のために、続きを…明日書きます。

なんだ?PV稼ぎか?

いや、マジで急ぎの仕事入った
※2021年9月12日改稿
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