SNS全盛のいま、自社ウェブサイトの役割をどうすべきかお迷いの方も多いかと思います。
もちろん業種や販売する物品・サービスにもよるのですが、大きく分けて3パターンになってきていますね。
パターン1【看板・名刺代わり】
とりあえず作っておいて放置パターンです。
これはこれでアリ。
というのも、更新するには時間もお金も必要なので、あくまでも看板代わりと割り切って必要情報だけを載せておくのは有効な手段です。
ただし、新製品や新サービスが多く出てくる企業には、あまり向いていません。
どちらかといえば士業やBtoBのような業態向けの方法かと思います。
情報の発信はSNSだけにし、それをトップページに埋め込んでおくのが王道パターンですね。
SNSからの導線で入ってきたお客様に安心感を与えるのが大切なので、それを踏まえて載せるべきコンテンツを考えるといいでしょう。
たとえば個人事業主系なら、その人柄や略歴なども重要です。
間違えてもこんなコト書いちゃいけません!
パターン2【詳細情報の提示】
情報発信はSNSなのですが、それでけでは伝えきれない商品やサービスの魅力もあると思います。
動画をYouTubeに、写真はインスタに、キャッチコピーはTwitter、いろいろあわせてFacebook…
ユーザーが知りたい情報が分散しすぎて、どこを見ればいいのか迷子になるようなことをしていては、せっかく興味を持っていただいた顧客を逃してしまいます。
それぞれのSNSの特長を活かしつつ、そこからの導線を自社ウェブサイトに持ってくることによって、顧客が知りたい情報を見つけやすくしてあげることが大切ですね。
SNSには『続きはウェブで』みたいにして、トップページに『更新情報』を載せて詳細ページへ。
もしくは商品ページへダイレクトリンクでもいいでしょう。
簡単で当たり前のことですが、あまりに凝った作りにしすぎて必要な情報までたどり着けないウェブサイトがチラホラあるので、一度ユーザー目線で考え直してみるべきだと思います。
なんかあったな?
ちと欲しい商品あって探しに行ったら、まんまと迷子になった…
どこの、どのページ?
書かせるな!苦情が入る!
自社サイトのオウンメディア化
すっげー簡単に言うとブログです。
既存顧客の囲い込みをメインとして、導線も『SNS→自社サイト』ではなく、ブラウザを開いてブックマークなどから自社サイトに訪れてもらう方法。
まぁ、更新情報などはSNSにも載せるでしょうから、実際は『SNS→自社サイト』となる部分も多いのですが、「あっ、更新されたんだ、見に行こう!」という顧客のルーティンを作っていく手法だと思ってください。
同業他社との競争が激しい企業には、この方法が有効なケースが多いです。
ウチなんかもこのタイプになるのでメインコンテンツはブログとなっています。
- トップページはできるだけ軽めにして読み込みを早くし離脱率を下げる
- 必要な情報はすぐに見付かるように
- その他の見せたい情報も目に入るように
てな感じですね。
あくまでもお客様が知りたい(見たい)情報が第一で、企業側が見せたい部分はサブとして考えないと離脱率が高くなるので注意してください。
更新はサボれないので、ほどほどにプレッシャーはありますが、私の場合は文章書きの練習も兼ねてますし、インプットした情報を文字にすることで自分の中でも整理がつくのでけっこう重要な作業にもなってきます。
約9年間、自社サイト放置していたヤツが偉そうに言うことか?
そこは触れるな…
何を求めてウェブサイトにたどり着いたのかを重要視。
お客様を迷子にさせない導線作りを考えよう!
てことで、ポータルサイトを1件制作中。
導線むずかしいわ…
コメント