SNSの投稿でよく見掛けるカタカナ語の誤用。
まぁ、友達とのコミュニケーションぐらいなら「あー、間違ってらぁ」で済みますが、ことビジネスに関わる場だと、とんでもなく恥ずかしいことになります。
あっ、「コミニュケーション」は誤用ですよ。communicationが語源なんで「コミュニケーション」です。
特に専門用語系。
業界内の人が誤用してウェブサイトに掲載したり、ましてや印刷物になっちゃってた日には目も当てられません。
ここで笑えなかった事例をひとつ…
ネコがバカ役をやってくれるそうです。
断固として抗議する!ボクは賢くて可愛い良識あるキャラとして…
チュール2本
もう、しょうがないなぁ。3本ね
チョロいな
こんな調べ方しないでね…
ここ「ドラッキング」になってるよ。「ドラッギング」だからね
え、「ドラッキング」じゃないんすか?
自分で調べてみ
カタカタカタ…Google検索の単語ヒット数、「ドラッキング」のほうが多いんでボクのが正しいですね!
プルルルル…「あー、もしもし。こいつバカだから担当替えてくれ」
いちおう念のため…
dragで「引っぱる」、引っぱり続けるテクニックだからdragging、カタカナだと「ドラッギング」ね。(お薬はdrug)
本日現在、Google検索のヒット数は
ドラッギング 23,200件
ドラッキング 64,200件
誤用のが多いし…
しかも釣りメーカーの公式サイト内で間違えてるし…(吊すと干されるのでリンクしません。コメント欄でのチクリ禁止!)
まぁ、一般の方なら専門用語系?の間違いはある程度しょうがないと思います。
ですが、メーカーのウェブサイトやスポンサードされてるようなプロ、ましてや文字を扱うプロの雑誌社やライターが間違えてると…恥ずかしいですよね。
誤用が多いカタカナ語をいくつか羅列しておきますので参考にしてみてください。
(って書いてる私が誤用してたら格好悪いので慎重に…)
よくある誤用
たとえばバッグとバック。
bag=かばん、袋
back=背、後ろ
なので、お茶用のがティーバッグ、パンツがティーバック。
「ティーバックで入れた紅茶」
えっと…変態さんですか?
他にバッグ系の間違いでよく見掛けるのは
ハンドバッグ(誤:ハンドバック)、バッグリミット(誤:バックリミット)などですね。
似たようなのにbig=ビッグ(誤:ビック)とか、dog=ドッグ(誤:ドック)とか。
ビッグマック(誤:ビックマック)、ビッグベイト(誤:ビックベイト)、ホットドッグ(誤:ホットドック)などはよく見掛けます。
商標のビックカメラはBiccameraなのでビッグカメラは誤用。東が西武で西が東武なのもセーフ。(いまから池袋で打ち合わせなんですわ)
専門用語系だとslack=スラック(たるんだ)とslug=スラッグ(怠け者、ナメクジ)なんかは間違いだらけ。
釣り系ならラインスラック(誤:ラインスラッグ)、ウェブ系ならスラッグ(パーマリンクを構成するURL要素)とかですね。
ちなみに英語ではラインスラックではなく「slack line」と表現しますので、海外で釣りをする予定のある方は覚えておきましょう。
ビジネスチャットツールのSlackをスラッグなんて呼ばないようにね!
キミはslagでslugだね
お、なんだ急に?
調べてみ
くぁwせdrftgyふじこlp
てことで今日のまとめ。
意味はもちろん、表記も正しいカタカナ語で!
御社のウェブサイト、念のため校閲しておいたほうがいいですよ…(ボソッ)
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